プロ野球のキャンプリポート、今回はオリックスでプレーする宮崎県関係の3人の投手に注目します。
首脳陣やファンからの期待も高い3人に、今シーズンにかける思いを聞きました。
まずは宮崎市出身でプロ5年目の横山楓投手。
横山投手といえば…
(オリックスファン)
「独特なフォーム」
「変わった投げ方をしてバンバン抑えていっているピッチャーなので、僕は結構大好きです」
個性的な、この投球フォーム。テイクバックが小さく右手首を曲げる姿から「招き猫投法」と呼ばれているんです。
(宮崎市出身 横山楓投手)
「投げやすい投げ方で投げているだけだが、なかなか右ピッチャーっぽくない軌道で真っすぐがいくので、そこは武器だと思う」
横山投手は2021年に、ドラフト6位でオリックスに入団。
おととしのオフには戦力外通告を受けたものの、育成契約を結んで再出発しました。
(宮崎市出身・横山楓投手)
「育成契約スタートで、なかなかシーズン中盤まで苦しいシーズンだった」
一度どん底を味わいましたが、昨シーズン、7月に見事支配下復帰。
そして、8月17日の西武戦、同点の延長12回表にマウンドに上がり、ぴしゃりと3者凡退に抑えると、そのウラ、味方のサヨナラホームランが飛び出し、横山投手にプロ初勝利がもたらされました。
(試合後のヒーローインタビュー 横山楓投手)
「去年までの3年間、力になれなかったので、プロ野球選手の第一歩を踏み出せたと思う」
(インタビュアー)
「ウイニングボール、どなたに届けますか?」
(横山投手)
「きのう(8月16日)娘が3歳の誕生日だったので持って帰りたいと思います」
その後も好調を維持し、昨シーズンの成績は14試合で2勝、4ホールド、防御率1.10。
ファンも今シーズンの横山投手に大きな期待を寄せます。
(オリックスファン)
「ぜひ中継ぎを支える存在になってほしい」
「中継ぎのエースになってほしい」
キャンプではストレートの強さと決め球であるフォークの精度を高めることをテーマにトレーニング。昨シーズンを超える飛躍を誓います。
(宮崎市出身・横山楓投手)
「1年間1軍で投げたいというのと、開幕1軍、スタートダッシュをしっかり決められるようにキャンプでアピールしようと思っている。バッターに向かっていきながら逃げない、闘志がむき出る姿を見てもらいたい」
そして、注目の宮崎県勢ルーキーがこの2人。
ドラフト1位で入団した延岡学園高校の藤川敦也投手とドラフト2位で延岡市出身の森陽樹投手です。
2007年生まれの2人はキャッチボールはもちろん、ブルペンも毎回同時。
(ドラフト2位・延岡市出身・森陽樹投手)
「負けたくないという気持ちはあるので、そういうところ(一緒の練習)は切磋琢磨というか、お互い高め合いながらやっていきたい」
オリックスといえば、都城高校出身で、現在、ドジャースで活躍する山本由伸投手をはじめ、数々の高卒選手を日本を代表するピッチャーに育て上げている球団。
2人もたくさんの先輩から肌で感じる部分が多く充実していると話します。
(ドラフト1位・延岡学園高校出身・藤川敦也投手)
「(山下舜平大投手は)ストレートが、全部めちゃくちゃ強いですし、速いのですごい。それを超せるくらい、頑張らないといけないと思います」
キャンプ中、2人はまだバッティングピッチャーや紅白戦の登板はありませんが、じっくりのびのびと、しかし確実に成長を遂げています。
(岸田 護 監督)
「明るく元気に若々しくやってくれている。ブルペンでもかなりいい球を投げている。健康な状態で(調整)できている」
およそ1か月後に迫ったシーズン開幕に向け、2人の抱負は。
(ドラフト1位・延岡学園高校出身・藤川敦也投手)
「三振をたくさん取りたい、全球種で空振りを取りたいと思う。早い段階で1軍に上がって勝利していいオフシーズンを迎えられたらいいなと思います」
(ドラフト2位・延岡市出身・森陽樹投手)
「今持っている力がどれだけ通用するのか見たいと思っている。分かっていても、空振りやファウルが取れるような力強い真っ直ぐを見てほしい」
それぞれ今シーズンへの熱い思いを持つ県関係の3人。
今年はオリックス・宮崎三銃士から目が離せないシーズンとなりそうです。
横山投手は「今までなかなか地元トークができなかったので、宮崎会を開きたい」と話していました。
オリックスの春季キャンプは今月27日までとなっています。










