宮崎海洋高校の生徒たちが自分たちで作った水産物の加工品を販売する実習が、宮崎市で行われました。

(生徒)「いらっしゃいませ~」

ものづくりに対する意識を高め、職業人としてのマナーなどを学んでもらおうと、毎年行われているこの販売実習。

宮崎市のバージニアビーチ広場で開かれた実習には、海洋科学科の3年生、18人が参加しました。

生徒たちが販売したのは、マグロのオイル漬缶詰やアジの開きなど、5種類の加工品。

いずれも、学校の実習で自分たちが作ったものです。

(買い物客)
「ひと通り全部買いました。お魚もおいしそうだったので焼いて食べます」
「このくらいの頃から苦労してお金をもらうというのは人生のいい勉強ですね」

(生徒)
「人との関わり方、お客様との接し方は学べたと思うのでとてもいい機会になった」
「やっぱり海洋(高校)のはおいしいなと思って、また来年も行こうと思ってくれたらうれしい」

会場には多くの買い物客が訪れ、次々に商品を購入。生徒たちは、モノを作る喜びに加え、売る喜びも学んだようです。