医師を目指す学生たちに国から難病に指定されているパーキンソン病について理解してもらおうと、宮崎県内のパーキンソン病患者と大学生の交流会が、宮崎市で開かれました。

9日は宮崎大学医学部の3年生6人が、全国パーキンソン病友の会宮崎県支部のメンバーと交流。

交流会では、友の会のメンバーからパーキンソン病は患者ごとに症状が異なることや、病気のことを公表するのに躊躇した思いと、一方で、病気を公表したことで周囲から声をかけられるようになったことなどが語られました。

(宮崎大学医学部の学生)
「生活の様子であったりとか、どう向き合ってらっしゃるのかっていうのがわかりました」
「患者さんの実際の気持ちとか大変だったこととか心の面で、いろいろ知ることがあってすごい貴重な機会になったなと思います」

学生たちは、今回、患者や家族から聞き取った話を、資料にまとめることにしています。