鳥インフルエンザの発生に備えようと、宮崎県庁などで家畜防疫演習が行われました。

家畜防疫演習は、10日、県内3か所で行われていて、このうち、県庁での演習には県や県畜産協会などの職員およそ70人が参加。

西臼杵支庁内の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが発生した疑いがあるとの想定で、現地の関係機関との連絡体制や、消毒ポイント設置などの作業の流れを確認しました。

(宮崎県家畜防疫対策課 坂元和樹課長)
「各班の連携が非常に重要になっておりますので、そこをしっかりと確認しながら、速やかに防疫措置ができる体制を作っていきたい」

鳥インフルエンザについては、今シーズン、全国の農場ですでに4例発生していて、県内でもリスクが高まっています。

県は、渡り鳥の飛来が県内でも始まっていて、警戒を強めていきたいとしています。