生活の跡があったのをお客さんにも見てもらいたかった

また、村での暮らしの風景を生かした展示も。

絵画作品が並ぶのは、道具がそのまま置かれたシイタケの乾燥小屋。

そして、こちらは、使われなくなった牛舎です。

手がけたのは、椎葉村の地域おこし協力隊で、「森のアーティスト」として活動している生島国宜さん。

(生島国宜さん)
「この雰囲気が本当にすばらしくて、(牛舎を)使わせてもらった。(Q.あえて物を残しているのはどんなワケが?)ここが生活の跡があったんだというのをお客さんにも見てもらいたかった」

芸術作品を通して地域の魅力や人々の暮らしを再発見してもらうこのイベント。
文化の力で地域を元気にしたいという思いが込められています。

(アーツカウンシルみやざき・プログラムディレクター 山森達也さん)
「椎葉に生きる人たちの生活だったり、街なかの風景にすごく面白いものとかが転がっている。全部、椎葉の山を味わい尽くしてもらえればうれしい」