一番苦しくて、でも一番楽しいシーズンでした

今シーズン、清山選手は東京世界陸上への出場を目標に掲げて走り続けました。怪我を抱えながらも自己記録を4度も更新するという驚異的な成績を収めました。

8月には日本歴代3位となる12秒77をマークしましたが、世界陸上の参加標準記録には0.04秒届かず、惜しくも出場を逃しています。

―― 今シーズンを振り返っていかがでしたか?

清山ちさと選手
今までで一番苦しくて、でも一番楽しいシーズンでした。

―― 苦しいというのは怪我のことですか?

清山ちさと選手
怪我は骨折してしまったのが、アクシデントではあったのですが、やはり目標としていた東京世界選手権に出られなかった、あと一歩で出られなかったというのはすごく苦しかったです。ただ、結果的に歴代3位の記録を出せたことは良かったかなと思っています。

―― 今シーズン4度も自己記録更新というのは、ご自身ではどう受け止めていますか?

清山ちさと選手
33歳、34歳になって自己ベストをまだまだ更新できるというのは、年齢って関係ないんだなというのを自分で体現できた感じがします。

髙橋美苑リポーター 清山ちさと選手