戦後80年にちなんだ催しです。
戦地や空襲などで亡くなった戦没者を追悼しようと、宮崎市で市民のつどいが開かれました。
戦後80年に合わせて開かれた「みやざき市民のつどい」には、遺族など、およそ300人が参列。
宮崎市戦没者遺族連合会の関谷忠会長が、戦争で亡くなった父や、戦後の母との暮らしについて話しました。
(宮崎市戦没者遺族連合会 関谷 忠 会長)
「戦争さえなかったら、母はこんなに苦労しなくてよかった。夜は布団の中で涙をだいぶこぼした」
続いて、参列者全員で黙とうをささげた後、祭壇へ花を供えました。
また、23日は、学校の特別授業などで戦争について学んでいる宮崎東小学校と赤江小学校の児童による発表も行われました。
(赤江小学校6年 日野星奈さん)
「私が学んだ戦争の恐ろしさ、残酷さ、悲惨さをこれからもずっと忘れず、戦争と平和について考えていきたい」
参列者たちは平和への思いを新たにしていました。