「みぞれあんかけ」に「バターホイル焼き」、「南蛮漬け」と「フィッシュバーガー」
学生たちのおよそ3か月にわたる試行錯誤で出来上がったのが、「みぞれあんかけ」に「バターホイル焼き」、「南蛮漬け」、それに「フィッシュバーガー」の4品です。

気になるお味は…
(渕 雅顕 記者)
「では、こちらのコウライオヤニラミを使った『みぞれあんかけ』をいただきたいと思います。身もやわらかく味もさっぱりとしていておいしいです」

学生たちも試食します。
(南九州大学環境園芸学科 須田涼介さん)
「味もしみ込んでいて、コウライオヤニラミ特有の臭いが消えて取れていて、食べやすくておいしい。料理を通しておいしく命をいただけるのが外来種活用のメリットとしていいと思った」
(南九州大学環境園芸学科 安達史織さん)
「臭みを抜くとこんなに美味しいんだと思った。捨てるだけではないという選択肢が増えたのがすごくいい」


爆発的に繁殖し生態系を脅かすコウライオヤニラミ。
さらなる拡大を阻止するため関係者の取り組みはこれからも続きます。
コウライオヤニラミは、「特定外来生物」には指定されていませんが、強い肉食性があるため、在来の魚を捕食する可能性があります。
宮崎県は、外来生物を「入れない」こと、「捨てない」こと、そして「拡げない」を徹底し、捕まえたコウライオヤニラミは、ほかの場所へ移動させないよう呼びかけています。

※MRTテレビ「Check!」9月29日(月)放送分から