宮崎県えびの市では、高校生が地元の小学生にリサイクルについて教える出前授業が行われ、児童たちが使い古しのロウソクとクレヨンを使って、キャンドル作りに挑戦しました。
えびの市では、今年度から飯野小学校と飯野中学校、それに、飯野高校が一緒に環境教育に取り組んでいます。
26日の出前授業には小学4年生およそ40人が参加し、高校生2人に教えてもらいながらキャンドルづくりに挑戦。
児童たちは、使い古しの砕いたロウソクに青やピンクなどのクレヨンのかけらを混ぜるなどして色鮮やかなキャンドルを作りました。
(児童は)
「初めてカラフルなロウソクを作って、工夫をいっぱい見つけられて楽しかった」
「家にあっていらない物を、もう一回、どう使うか考えて使ってみたい」
(宮崎県立飯野高校 生活文化科3年 的場妃茉里さん)
「本当だったら捨てられる物だが、それを簡単に捨てるのではなく、(子供たちに)それをどうやって、リメイクしたら新しい物ができるのかということを考えて作ってもらいたい」
児童たちは、楽しみながらリサイクルについて理解を深めていました。