ほおがリンゴのように赤くなる伝染性紅斑(こうはん)、いわゆる「リンゴ病」の患者数が増えています。
1医療機関あたりの平均値は例年の10倍となっていて、宮崎県が対策を呼びかけています。

伝染性紅斑、いわゆる「リンゴ病」は飛沫や接触で感染し、妊婦の場合は流産することがあります。

9月21日までの1週間に県内15の定点医療機関から報告されたリンゴ病の患者数は64人で前の週のおよそ1.4倍に増加。

1医療機関あたりの患者数は4.27で、例年の平均値の10倍となっています。

年齢別では、3歳から7歳の患者が全体のおよそ8割を占めています。

県内では今年6月以降、リンゴ病の患者数が流行警報レベルを超えていて、県は手洗いうがいやせきエチケットの徹底を呼びかけています。