秋の味覚「イセエビ」の漁が今月から解禁となり、宮崎県日南市の漁港では、2日、今シーズン初めて水揚げされました。
日南市の宮浦漁港では、2日早朝、岩場に仕掛けた網を回収してきた4隻の漁船がイセエビを水揚げしました。
そして、漁師たちは家族総出で、網にかかったイセエビを一匹、一匹、丁寧に外す作業に追われました。
日南市によりますと、市内のイセエビの水揚げ量は、昨シーズン、およそ25トンで、前のシーズンを3トンほど上回ったということです。
2日朝は海面が穏やかで条件が良くなかったため、宮浦漁港での漁獲量は去年の同じ日を下回りましたが、漁師たちは今後に期待したいと話していました。
日南市では、今月6日から「日南海岸伊勢えびまつり」が始まり、市内15の飲食店などでさまざまなイセエビ料理を楽しむことができます。