宮崎県は、今月10日と11日に都城市高崎町で見つかった死んだ野生のイノシシあわせて2頭について、豚熱の感染が確認されたと発表しました。

県によりますと、今月10日と11日、都城市高崎町で、あわせて2頭の死んだ野生イノシシが発見され、検査した結果、豚熱の感染が確認されたということです。

県内で野生イノシシの豚熱感染は9例目と10例目で、今回の個体が発見された場所は、1例目の事例からそれぞれおよそ9キロと、およそ3キロの地点となっています。

県は、県内すべての農場で豚熱ワクチンが接種済みであるため、国の指針に基づき、豚の移動・搬出制限は行わず、引き続き、国と連携して農場での発生防止対策を実施することにしています。