ダンロップフェニックストーナメント2日目。
日章学園出身の香妻陣一朗は、7年連続の決勝進出を決めました。
雨の中でのプレーとなった予選ラウンド2日目。
首位と4打差の27位タイからスタートした日章学園出身の香妻陣一朗は、スコアを1つ落として迎えた5番の第2打。
ピン横2メートルにつけ、この日、初めてのバーディーを奪います。
また、7番のパー5では、第2打をグリーンに乗せ、イーグルチャンス。
惜しくも外しましたが、2つ目のバーディーを奪います。
香妻は、スコアを2つ伸ばし、トータル4アンダー、17位タイで7年連続の決勝ラウンド進出です。
(日章学園出身・香妻陣一朗選手)
「きょうのあまりよくない状況で2アンダーで回れたのはスコアだけ見れば上出来かなと思う。あすのスコア次第ではまだ優勝を狙えると思うので、あすトップに食らいついて最終日優勝が狙えるところでプレーできたらいい」
また、初日6アンダー、首位タイの佐藤大平は、後半、連続バーディーを奪うと迎えたパー5の最終18番。
バンカーからの第3打をピン奥1.5メートルにつけると、これをしっかりと沈め、さらにスコアを伸ばします。
佐藤は、トータル9アンダーで首位をキープしています。
(佐藤大平選手)
「(きょうは)ベストは尽くせた、近いものは出せた。優勝経験も優勝争いもそこまでしたことないので(あすも)自分のゴルフに徹しようかなと思う」
一方、海外選手ではトップと3打差でスタートしたトム・キムがスコアを伸ばします。
パー5の7番では、バンカーからの第3打をナイスリカバリー。
2日目は5つのバーディーを奪い、初日に続きボギーフリーの安定したゴルフを見せ、トータル8アンダーの3位タイです。
(トム・キム選手)
「ノーボギーで回れたのはよかったと思うが、この2日間まだ伸ばせるそういう余地を感じているので、また明日からもまとまったラウンドで回れたらいいと思う」
それでは2日目、その他の結果です。
8つスコアを伸ばした大槻智春が、佐藤と並びトップタイ。
賞金ランキング1位の比嘉一貴は3位タイ、石川遼、蝉川泰果はともに31位タイとなっています。
19日、決勝ラウンド初日の主なペアリングとスタート時間です。


石川遼は、午前9時アウトスタート。
日章学園高校出身の香妻陣一朗は午前9時55分、アウトスタートです。
また、賞金ランキング1位の比嘉一貴はミト・ペレイラとともに午前11時1分アウトスタート。
トップタイの佐藤大平と大槻智春、それにトム・キムは、午前11時12分アウトスタートとなっています。