利用客が増加する夏休みを前に宮崎港では宮崎と神戸を結ぶカーフェリーの安全総点検が行われました。

これは、フェリーの利用客が増える夏休み前や台風シーズンを前に国土交通省宮崎運輸支局が毎年、実施しているものです。

1日は、宮崎と神戸を結ぶ宮崎カーフェリーの「フェリーろっこう」で点検が行われ、九州運輸局の職員と宮崎カーフェリーの乗組員およそ40人が、船内の設備などをチェックしました。

また、1日は客室の救命胴衣の数なども確認したほか、駐車場で車を固定する固縛(こばく)訓練も行われました。

(国土交通省九州運輸局宮崎運輸支局 古賀崇元 次長)「(フェリーろっこうが)非常にいい状態で船を運行されていることが分かったのでとてもいい点検ができた」

(フェリーろっこう船長・木原茂さん)「緊張感をずっともっている状態での乗船になるができるだけお客様が快適にまた船に乗りたいなと思うようなそういう船旅を心がけたい。」

総点検の結果、船内に異常や設備の不備などは見当たらなかったというこす。