6月20日から宮崎県内入りしていた陸上短距離のサニブラウン選手のトレーニングキャンプが、27日、終了しました。

去年のパリオリンピック™100メートルで日本人歴代2位となる9秒96をマークした日本の陸上短距離界のエース、サニブラウン・アブデル・ハキーム選手。

来月行われる日本選手権や世界陸上に向けた調整のため、今月20日から県内でトレーニングを行い、最終日の27日は、体の調子を確認しながら持久力を鍛える練習に取り組んでいました。

(サニブラウン選手)
「地域のみなさんともふれあえる数少ない機会だったと思うので、地域を回ったりとか、いろんなところを合宿をしていろんな人たちと触れ合えることによって、地域の活性化などにつながっていけば、ものすごくいいんじゃないかなと感じる」

また、合宿で期待していた宮崎の食については。

(サニブラウン選手)
「チキン南蛮も食べに行きましたし、宮崎牛もいただいものも食べましたし、マンゴーもものすごくおいしかったし、本当にいろんなところに行かせてもらって、1週間じゃ足りなかったという感じだったが、本当に良くしていただいて、結構本当にお世辞抜きで、ものすごく気に入っているので、ぜひまた(宮崎に)来たいと思う」

サニブラウン選手は、来月の日本選手権男子100メートルで3位以内に入れば、9月に東京で行われる世界陸上への出場が決まります。