特殊詐欺の被害を未然に防ごうと、警察は、宮崎市内の3つの高齢者クラブをモデルクラブに指定しました。
特殊詐欺被害防止のモデルクラブに指定されたのは、いずれも宮崎市の雁ケ音白寿会と波島第3ふれあいクラブ、それに、東花ケ島平寿会の3つの団体です。
7日の交付式では、宮崎北警察署の山崎猛署長から3つの団体の代表に指定書が手渡されました。
警察では、希望者の自宅に自動通話録音機を設置するなどして特殊詐欺被害の未然防止に努めてもらうことにしています。
(雁ケ音白寿会 押川和稔会長)
「クラブの会員の中から被害に遭う人がでないように頑張っていきたい」
県内では、今年、特殊詐欺の被害総額があわせて1億6500万円余りとなっています。