移動可能なコンテナホテルを災害時の避難先として活用しようと、宮崎県新富町が千葉県の企業と連携協定を結びました。

新富町と協定を結んだのは、千葉県に本社を置き、県内でも4か所でコンテナホテルを運営している「デベロップ」です。

デベロップは、来年度中に、新富町内にコンテナホテルを整備しようと協議を進めていて、今回の協定では、災害発生時にホテルの客室を被災者の避難先として優先的に提供することにしています。

(デベロップ 岡村健史社長)
「(災害時に)個室が必要な方は必ずいるかと思います。そのときに、町のみなさんの指導に従ってスペースの供給をさせてもらえれば、少しはお役に立てる部分はあるのかなと考えている」

新富町は、今後も「デベロップ」と連携を続け、防災だけでなく地域発展にもつなげていきたいとしています。