宮崎県内の公立の中学校には、今年度、8943人が入学しましたが、去年より416人少ないということで、児童や生徒の数などが気になります。
県内の公立小中学校や児童生徒数が、長い期間で比べると、どれくらい減っているのでしょうか?
県の学校基本調査によりますと、昨年度、県内の小学校の数は231校、中学校の数は132校でした。
一方、10年前の2014年度は、小学校は247校、中学校は145校あったので、この10年間で小学校は16校、中学校は13校減っています。
県内の小学生の数を10年前と比較します。

昨年度、県内の小学生は5万6065人でした。2014年度は6万1785人だったので、10年間でおよそ5700人減っています。
そして、衝撃的なのがおよそ40年前、1984年度との比較です。
この年の児童数は11万6531人なので、40年間で児童数が半数以下に減っていることが分かります。
昨年度は、県内で2校が閉校、1校が休校しました。子どもの数が減っているため、学校の統廃合は今後も進むものと考えられます。