来年春のセンバツ甲子園出場をかけた秋の九州高校野球が今月22日に開幕します。宮崎県代表2チームを紹介します。今回は宮崎商業です。

エラー3つの堅実な守備 エースの防御率は0.786


2年ぶりに秋の県大会を制した宮崎商業。
県大会5試合のうちエラーはわずか3つと堅実な守備が特徴です。

その守備のリズムを作るのは永山翔琉(かいり)投手。
コースに投げ分けるピッチングで、秋の県大会では5試合全てに登板し、防御率0.786と驚異の数字をたたき出しました。


(宮崎商業 永山翔琉投手・2年)
「後にはみんながついてくれてると思って、自分はすごく投げやすいなと感じている」


永山投手とバッテリーを組む岡元天伸(てんしん)選手もそのピッチングに信頼を寄せています。

(宮崎商業 岡元天伸捕手・2年)
「永山は変化球とストレートのキレがどちらもいいので、3球以内で2ストライク1ボールにできるように意識している」


その岡元選手、実は、秋の県大会決勝で対戦した高鍋のエース山床志郎(やまとこ しろう)選手と、中学時代にバッテリーを組んでいた仲なんです。

(宮崎商業 岡元天伸捕手・2年)
「決勝が決まった瞬間から(山床投手との)対戦を楽しみにしていて、実際に戦ってどちらも成長した姿がみえたのでとても楽しく試合をすることができた。
(Q.元バッテリーだからわかることがある?)
(宮崎商業 岡元天伸捕手・2年)
「配球は何となくわかるが、打てたので良かった」