10月1日に開幕する栃木国体を前に。日本代表に選ばれている選手など実力者を揃えて、6大会ぶりの頂点を目指す宮崎県の成年男子ソフトボールに注目します。

旭化成を中心に社会人の選手12人

国体で、宮崎県勢が過去5回の優勝を誇る成年男子ソフトボール。
今年のチームは、実業団の名門、旭化成の選手を中心に社会人の選手12人が選抜されました。


チームを率いるのが、旭化成ソフトボール部の松岡真央(まさてる)監督です。

日向高校野球部時代には、ヤクルトの青木宣親選手とチームメートで、ソフトボール日本代表のキャプテンを務めたこともある経歴の持ち主です。
今年は、これまで監督を務めていた兄の慎也さんからバトンを引き継いで国体に臨みます。

(松岡真央監督)
「なんとか日本一をとりたい中で、まず、1回戦を絶対勝つというところで準備をしていきたい」

注目の日本代表2人

今年のチームは日本代表としてプレーしてきた選手が6人在籍しています。

なかでも注目なのが、今年、日本代表に選ばれた2人の選手です。

まずは、打撃の中心として活躍が期待される外野手の川田直諒(なおあき)選手。
旭化成では「不動の4番」でここぞという場面で1本が打てる勝負強さが魅力です。


(川田直諒選手)
「(国体は)初戦が緊張する大会なので自分の1本で流れをもってこれるようにやっていきたい。」


一方、U23の日本代表で内野手の永吉飛斗(ひっと)選手は高い守備力が持ち味。
2年前にはU18日本代表の主将を務め、ワールドカップ優勝に導いた実力者です。


(永吉飛斗選手)
「日本代表というのはあるがそれにかっこつけずにワンプレーワンプレー一生懸命泥臭く自分の持ち味を見せていければと思う」