2日、宮崎県川南町の農場で、高病原性鳥インフルエンザの疑いのあるニワトリが確認されました。
この農場では合わせて3万4500羽を飼育しているということです。
県によりますと、2日午後、川南町のブロイラー農場で死んだニワトリが増えていると通報があり、簡易検査を実施したところ、鳥インフルエンザの陽性が確認されたということです。
この農場では、3つの鶏舎であわせておよそ3万4500羽を飼育していて、遺伝子検査の結果は3日早朝に判明し、高病原性の疑似患畜と判定されれば、速やかに殺処分が始まる予定です。
また、県は、養鶏場から半径3キロ以内を移動制限区域に、半径10キロ以内を搬出制限区域に設定。
半径10キロ以内には119農場、およそ500万羽のニワトリが飼育されているということです。
疑似患畜と判定されれば、県内での鳥インフルエンザの発生は2023年の1月以来となります。