台風14号で、宮崎県内の広い範囲で停電や断水が相次いでいます。
県内のおよそ18%にあたる11万戸余りで一時、停電が発生、現在も復旧作業が行われています。
九州電力によりますと、県内では、19日午前1時の時点で11万4550戸が停電しました。これは、県内全体の戸数の18.3パーセントにあたります。
停電は、現在も続いているところがあり、午後5時現在、6万1040戸が停電しているということです。
現在、復旧作業が行われています。
また、県によりますと、宮崎市や西都市など、8つの市町村で断水が発生しているということです。
このうち、小林市は市内3か所に給水車を出して対応しています。
(給水ポイントに訪れた男性)
「風呂とか食器洗いとか、(水が)出ないもんじゃかいですね。水がないと不便ですね」
一方、高原町では、町内の8割に水道水を供給している水源地2か所で土砂崩れが発生し、浄水施設へ水が送れなくなっています。
町によりますと、復旧のめどはたっていないということです。