去年4月に努力義務化された自転車のヘルメット着用ですが、宮崎県内の着用率は決して高くないのが現状です。

こうした中、着用率アップを目指そうと、県内の高校生がさまざまな取り組みを始めています。

自転車が関わる事故の4分の1は高校生

去年4月から努力義務化された自転車のヘルメットの着用。

今年7月、警察庁がすべての都道府県でヘルメットの着用率を調べたところ、トップは愛媛県のおよそ70%でした。
これに対して、宮崎県はわずか8.1%で全国平均の17%を下回り、全国ワースト5位となりました。

(宮崎県警察本部交通企画課 脇屋敷 義明 課長補佐)
「ヘルメット着用の重要性だとか、非着用の危険性が県民の方にまだまだ浸透していないと感じている。(自転車関与事故の)4分の1は高校生が事故に遭っているという現状がある」