今月下旬、世界大会に出場する宮崎市の若き空手家、鳥原隆司選手を紹介します。挫折を乗り越え、世界の舞台でリベンジに燃える鳥原選手に意気込みを聞きました。

中高生の日本一も「新極真会宮崎中央道場」


宮崎市と国富町に道場を構える「新極真会宮崎中央道場」。
4歳から50代までのおよそ100人が所属し、日々、己の技と精神を磨いています。

道場には、先月行われた全国大会で日本一に輝いた実力者たちも。
宮崎大宮中の後藤馨基選手と日章学園高校の船ケ山璃郁選手です。


(中学日本一 宮崎大宮中・後藤馨基選手)
「(日本一に)なったことなかったのでとても嬉しかった。世界とかでも活躍できるような選手になっていきたい」

(高校日本一 日章学園高・船ケ山璃郁選手)
「高校生最後だったので、絶対取ってやるって気持ちで臨んだ。目標にしていた日本一だったのでとても嬉しくて。お母さんと抱き合って、泣いた」

4年に1度開催される体重別の世界大会に


そして、道場には、こうした実力者たちも目標にしている1人の選手がいます。それが指導員も務めている鳥原隆司選手(23歳)です。


鳥原選手は、今年5月に行われた全日本フルコンタクト空手道選手権で3位入賞。
そのほかの大会でも活躍が評価され、4年に1度開催される体重別の世界大会に出場することが決まりました。

写真提供:鳥原隆司選手



(鳥原隆司選手・23歳)
「宮崎から初めて世界ウエイト制大会へ出場するということが決まった。この宮崎から世界チャンピオンになりたいと思ってるので、そう甘いことじゃないが責任を持って挑みたい」