歌手の橋幸夫さんが、今月4日に亡くなったと所属事務所が発表しました。82歳でした。

橋幸夫さんは1960年、「潮来笠」でデビューし、吉永小百合さんとのデュエット曲「いつでも夢を」と「霧氷」で日本レコード大賞を2度受賞。舟木一夫さんや西郷輝彦さんとともに「御三家」と呼ばれ、人気を博しました。

所属事務所「夢グループ」は今年5月、橋さんがアルツハイマー型認知症と診断されたことを公表。「夢グループ」の石田重廣社長は今月1日の会見で、「公演の3日後には、僕の名前を忘れたと言われた」などとその病状を明かしていました。