台風10号の被害にあった宮崎市の小学校では、来月の運動会に向けて運動場などに散らばったガラス片の回収作業が行われました。
台風10号で宮崎市の小戸小学校では、学校周辺の建物から太陽光ソーラーパネルなどが飛んできたほかガラスおよそ50枚が割れ運動場内にガラス片が飛び散る被害がありました。
7日は、来月開催される運動会で児童たちのケガを防ごうと学校職員や保護者などおよそ100人が手作業で砂に交じった細かいガラス片を取り除く作業を行いました。
(参加者)「この細かいのがたくさん落ちてるんですけど子どもたちにとって大事な記憶に残る運動会を是非開催して欲しいという思いで」
(小戸小学校・濱田常義 校長)「小戸の子どもたちの為にたくさんの人たちが支援をしてくださっている。この災害をきっかけとして人の心の温かさや優しさにも触れることができてよい学びになったと思っています」
小戸小学校では、運動会を10月20日に予定していますが、延期も視野に、よりよい形で運動会を実施したいとしています。