宮崎県内の6月の有効求人倍率は、1.25倍で、前の月より0.03ポイント低くなり、3か月連続の減少となりました。

宮崎労働局によりますと、県内の6月の求職者数は2万975人、企業の求人数は、2万6290人で、有効求人倍率は、前の月より0.03ポイント低い1.25倍でした。

業種別では去年、去年、アフターコロナの影響で「宿泊業・飲食サービス業」などの求人数が大幅に伸びていた反動で、18産業のうち15の産業が前の年の同じ月を下回りました。

宮崎労働局は、今後の見通しについて、「外国人労働者の受け入れや、DXの活用などにより、求人数は緩やかに減少する見込みだが、物価高騰や人件費の負担増などが雇用に与える影響に引き続き注視していく必要がある」としています。