北部九州インターハイは、30日、女子ホッケー競技の準決勝が長崎県で行われ、宮崎県勢初のベスト4入りを果たした高鍋が丹生(福井県代表)と対戦しました。現地からMRTテレビ「Check!」スポーツ担当、高橋美苑リポーターの取材です。

(高橋美苑リポーター)
「自然豊かなここは長崎県川棚町、日本一まであと2つ!高鍋高校女子ホッケー部が準決勝に挑みます。」

29日、ホッケー競技で宮崎県勢初のベスト4入りを果たした高鍋。30日の準決勝では福井県代表の丹生(にゅう)高校と対戦しました。

相手は、去年とおととしのインターハイ王者で、今大会、3連覇を目指す強豪校。

高鍋はセットプレーから攻めこまれ、先制点を許します。

その後、GKの本部を中心に堅い守備も見せますが、相手に主導権を握られ、第2クォーターを終えて3-0とリードを広げられます。

第3クォーターでも、相手にゴール前までボールを運ばれますが、GK本部が片手でセーブ!粘りの守備で第3クォーターは相手に得点を許しません。

そして勝負の第4クォーター。なんとか反撃したい高鍋はボールを運びますが、相手に阻まれ攻めこむことができません。

最後まで得点を奪うことができなかった高鍋。0対3で丹生に敗れました。
しかし、王者相手に後半は0点に抑える大健闘で、3位に輝きました。

(高鍋GK 本部愛果選手)
「最初は緊張で胃が痛かったけど楽しくゲームできました自分うまいなって、3点で抑えられたのはすごいなと思いました。(次は)国体に出てベスト4に入りたい」

(高鍋 日高夏芽主将)
「この最後の準決勝は、自分たちにとっていい経験ができて最高の思い出になった。(3位になれたのは)本当にうれしくて、3年間ホッケーしてきた努力が報われた」

また、陸上競技では男子棒高跳びで宮崎第一の結城咲翔選手が日本一となりました。

29日、福岡県で行われた陸上競技、男子棒高跳び決勝で、宮崎第一の結城咲翔選手が登場。
結城選手は5メートル10の高さをクリアし優勝、日本一に輝きました。

※MRTテレビ「Check!」7月30日(火)放送分から