国内の企業が開発した最新のドローンについての勉強会が宮崎県宮崎市で開かれました。
国産ドローンの勉強会は、宮崎市の電気設備会社明光社などが県内で初めて開いたもので、林業や建設業などの関係者およそ100人が参加しました。
勉強会では、最新の国産ドローンは高度なセキュリティ機能が搭載され、機密性が高い場所の点検作業などに活用されていることなどが紹介されました。
(丸山記者)
「あちらに見えるドローンは、およそ2.7キロのものまで運ぶことができるということです」
続いて行われたデモンストレーションでは指定された場所までドローンがピザを配達。
こうした技術は、災害の時などの物流面で活用が期待されているということです。
(国産ドローンを製造・販売 VFR・湯浅浩一郎社長)
「国際状況が非常に不安定になっていて、サプライチェーンが課題があります。国産ドローンを育てていかないとまずいということをお伝えしたかった」
(明光社 新井考明社長)
「やっぱり災害時の対応ですとか、二次災害を防ぐためにこういうものが活用できればと思っている」
明光社では、今後も最新の国産ドローンについて学ぶ機会を設け、県内の企業が導入するきっかけをつくりたいととしています。