夏の高校野球宮崎県大会、サンマリンスタジアム宮崎で行われた準決勝の第2試合は、日南学園と宮崎商業のシード校同士の対戦。

宮崎商業は、初回、1アウト1塁で、3番・甲斐がタイムリー3ベース。1点を先制します。

宮崎商業はその後も長打で得点を重ねます。
2回には、8番・吉田がタイムリー3ベース。
さらに4回、1番・中村もタイムリー3ベースを放つなど、4回までに3対0と宮崎商業が着実にリードを広げていきます。

一方、追いかける日南学園は、5回、先頭バッターのキャプテン・馬乘園がツーベースヒット。
キャプテンが出塁し、その後もチャンスを広げると、内野ゴロの間にランナーが還り、日南学園が1点を返します。

しかし、日南学園の反撃もここまでで。
試合は、後半、投手陣がヒットを許さなかった宮崎商業が4対1で勝ち、決勝進出を決めました。

(宮崎商業 谷口 真 主将)
「先制点をしっかり取って、守備もリズムよくしっかりアウトが取れて、そこから1点、2点としっかり追加点が取れたので、自分たち有利に進められたので、勝ちにつなげることができた」
(日南学園 馬乘園 康介 主将)
「最後まで絶対に勝つという気持ちだけは曲げずに戦い抜くことができたので、そこに後悔はない。日南学園のこの代のメンバーでしか味わえない、熱い夏が過ごせたと思う」

富島対宮崎商業の決勝戦は、26日、午前10時からサンマリンスタジアム宮崎で行われる予定です。