2027年に開催される国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会の宮崎県内での開催が、17日、正式に決定しました。
開催決定が発表された東京の会場から、中継です。

廣末圭治記者
私がいるのは、東京都新宿区にある日本スポーツ協会が入るビルの前です。

きょう、こちらで日本スポーツ協会の理事会が開かれ、これまで内定となっていた2027年国民スポーツ大会の宮崎県での開催が正式に決まりました。

きょうの理事会では、遠藤利明理事長から河野知事に、2027年国民スポーツ大会の「開催決定書」が手渡されました。

宮崎県庁でも4月に新設された「宮崎国スポ・障スポ局」の職員たちがその瞬間をオンラインで見守り、開催が正式決定すると大きな拍手が巻き起こりました。

(宮崎国スポ・障スポ局 菊川明子主幹)
「わたしたちにとっては10年前からの準備ですので、やっとこの日が来たという気持ちでいっぱいです」

(宮崎国スポ・障スポ局 小牟田将吾主事)
「この正式決定の日を待ち望んでこれまで頑張ってきたので、3年後の開催に向けて、これから一層頑張っていきたい」

このあと、河野知事らが会見を開き、3年後の開催に向けて思いを語りました。

(宮崎県 河野俊嗣知事)
「身の引き締まる思い。そして、とても嬉しいという思いがしている。しっかりと3年後の本番に向けて、さらなる良い準備をしていきたいと考えている」

(宮崎県教育委員会 黒木淳一郎教育長)
「多くの子どもたちが、この大きな大会をしっかり自分のものに思い出として残してくれるといいと思う」

(宮崎県スポーツ協会 春山豪志会長)
「とにかく天皇杯をとる。今から3年後に向かって、その準備をさらに加速していきたいと思う」

また、国スポの開催決定で、全国障害者スポーツ大会も県内開催が正式に決定しました。

宮崎国スポは、3年後の2027年9月26日から11日間の日程で行われる予定で、県は今後、大会に向けた環境整備を着実に進めていくとしています。