2022年度、宮崎県内の公立学校で認知されたいじめの件数は8289件で、3年連続で減少しました。
これは、宮崎地方法務局や県小学校長会など20の団体が参加した「県いじめ問題対策連絡協議会」で報告されたものです。
県によりますと、2022年度の県内の公立学校で認知されたいじめの件数は8289件で、前の年度より1154件少なく、3年連続で減少したということです。
内訳は小学校が7023件、中学校が1104件、高校が111件、特別支援学校が51件となっていて、SNSによるいじめが増加傾向にあり、学校側が実態の把握がしにくいなどの課題があるということです。
(宮崎県いじめ問題対策連絡協議会 黒木 貴 会長)
「いじめも一括りにはなかなかできない、多様な様態をとっている状況なので、少しでもいじめが減少するように努めていくのが大事だと改めて認識した」