2.ペットボトルで雲を作ろう

<準備するもの>
・ペットボトル ・ぬるま湯100ml ・線香 ・ライターなど

まずは、このペットボトルにぬるま湯を、底から5分の1くらいのところまで入れます。

そして、線香に火をつけ、10秒間ペットボトルの中に入れ、煙をペットボトルに充満させます。

10秒たったら、線香をペットボトルから抜いて、ペットボトルにふたをします。
そして、電気を消して、ペットボトルを何回か潰すように押してみます。


(野田さん)
「ペットボトルを押したら消えて、手を離すと雲ができます」

ペットボトルを押した状態

ペットボトルを押した状態

ペットボトルを離した状態

ペットボトルを離した状態

(澁谷AN)
「え?なんで?」
(野田さん)
「雲をつくる水滴は、水蒸気だけではなくて、チリとかゴミが空気中に漂っていなければできないんです。その役割を線香の煙がしてくれたということになります」


では、なぜ、ペットボトルを押すと雲がなくなり、離すと雲が現れたのでしょうか?

(野田さん)
「押したときは、気圧が高くなった状態、離すと気圧が低くなった状態に一気になります。
地上では、地上のほうが気圧が高い場所で、空の高いところが気圧の低い場所になっています」


ペットボトルの中で気圧が低い状態を再現したので、雲ができたんです。

(野田さん)
「もっと細かく、どうして気圧が高いところにいくと雲が消えて、低くなると雲ができるのかというところは、ぜひ、自由研究の課題として、もうちょっと調べてもらえればと思います」
(澁谷AN)
「これは、野田先生からの宿題ということで」
(野田さん)
「宿題です」

澁谷AN(左)、野田さん(右)

この夏休み、お天気にちょっと詳しくなってみませんか?

※MRTテレビ「Check!」8月9日(火)放送分 「しぶキャッチ」のコーナーを再構成