宮崎市に本社を置くソラシドエアの昨年度の決算は、過去最高の売上高を記録し、4年ぶりの黒字となりました。
ソラシドエアの昨年度の売上高にあたる営業収入は、前の年度に比べ29%増加し、499億円余りと過去最高になりました。
これについて、ソラシドエアは、運行便数の増加や利用率の向上、業界としての単価上昇などが要因だとしています。
また、営業利益はおよそ18億円、経常利益はおよそ15億円と、いずれも4年ぶりの黒字となりました。
しかし、燃料費や人件費が上がっていることなどから、営業利益はコロナ前の水準には届いていないということです。
(ソラシドエア 高橋宏輔社長)
「営業利益は30億台が普通でしたので、そこまでには全然達していないということからすると、どうやって費用の工夫をするかってのもありますし、いかに東京と九州を結ぶ路線の需要喚起を、私どもとしてもいろいろ自治体さんと組んでやって、もっとこの利用率を上げていくということが非常に大事かなと思ってます」
ソラシドエアでは、今年度、増収増益を見込んでいます。