連日、熱戦が繰り広げられている宮崎県高校総体、28日はレスリング競技の男子個人決勝が行われました。

(高橋美苑リポーター)
「昨日に引き続き、今日はレスリング男子個人戦。頂点へ向けた熱い戦いが行われています」

日南市で行われた男子レスリングの個人戦。28日は各階級の決勝戦が行われました。

注目は今年4月の全国大会でも優勝した都城東の小此木仁之祐。55キロ級決勝で宮崎工業の比江島蓮と対戦しました。

前半は小此木が相手のバックを取るなど積極的に攻め6ポイントを先制。
その後も小此木の勢いはとまらず、試合は流れを制した小此木が優勝しました。

(都城東 小此木仁之祐選手)
「点数を取られないように頑張りました。上の学年の人とも戦えるように頑張りたい。インターハイで優勝できるように頑張ります」

続いて行われた60キロ級決勝は、都城東の前原大輝と宮崎工業の泉川友明の顔合わせ。

泉川が先制し迎えた後半。
相手の指導が重なり、前原が2対1と逆転、最後も場外へ追い込み、前原選手が勝利しました。

(都城東 前原大輝選手)
「(優勝できて)うれしいです。(インターハイでは)もっと自分から攻めて相手に点数を取らせずに有利に試合をしていきたい」

一方、65キロ級では、昨年の全日本ジュニア選手権3位の実力者、宮崎工業の橋本凌悟が福島高校の岩村幸仁と対戦。

橋本はがぶり返しなどで冷静にポイントを重ね、前半終盤には、鮮やかなそりなげをみせます。

後半、岩村も必死に食らいつきますが、最後は、橋本がバックを取り、テクニカルフォール勝ち、優勝を決めました。

(宮崎工業 橋本凌悟選手)
「県は自分の通過点だと思っていたので優勝できてほっとしている。(全国では)周りは強い選手だと思うけど、自分のさしを活かして、少しでも上に行けたら」

※MRTテレビ「Check!」5月28日(火)放送分から