熱戦が続く宮崎県高校総体です。
ウエイトリフティング
25日(土)に行われた「ウエイトリフティング」。
競技はスナッチ、クリーン&ジャークの順に3回ずつトライし、それぞれの最高重量の合計で争われます。
まず、注目は、女子45キロ級に出場した小林高校の川崎琉愛(るあ)。
去年は硬式テニス部に所属していたため競技歴は短いものの、スナッチで51キロを上げて大会新記録を更新します。
そして、クリーン&ジャークと、トータルでも見事、県記録を塗り替えました。
(小林高校2年 川崎琉愛選手)
「入った(入部)時には、自分もこんなに(記録が)出ると想像していなくて、県新なんてほど遠いものだと思っていたので、努力してきた分の力をだせてよかった」
そして、もう1人、圧倒的な強さを見せたのが、女子49キロ級に出場した宮崎海洋高校の鎌田夏菜。
今年3月の全国選抜で2位という実力の持ち主です。
スナッチの3回目試技で大会新を記録。
そして、県新記録がかかったクリーン&ジャークでは84キロを上げ、見事、6本成功も果たしました。
(宮崎海洋高校3年 鎌田夏菜選手)
「落ち着いて試技ができた。相手にのまれず、自分の記録と向き合ってインターハイ優勝できるように頑張りたい」
少林寺拳法
(廣末圭治記者)
「技の美しさと完成度を競う少林寺拳法。熱い戦いが繰り広げられています」
26日、ひなた武道館で行われた少林寺拳法。
単独演武は、男子が延岡工業の金井想和(そわ)、女子は都城工業の平澤史香がそれぞれ優勝しました。
(都城工業3年 平澤史香選手)
「3年間の頑張りや努力がやっと報われた感じがして、すごくうれしい」
続いて、2人1組で技の攻防を行い技術と表現を競う組演武。
男子の注目は、都城の小玉仁寿(ひとし)と弟・侍勇(しゆう)の双子ペア。
小学1年の時から一緒に練習してきた2人は、息の合った演武を披露しました。
(都城3年 小玉仁寿選手)
「2人だから『ここが悪い』とかも言い合えるし、成長しやすい部分もあるのかなと思う」
結果は、見事優勝。インターハイへの切符を掴みました。
(2人で)「インターハイ、優勝します」
レスリング 女子個人決勝
(高橋美苑リポーター)
「続いてはレスリング。きょうは女子の個人対抗戦決勝が行われます。」
27日、日南市で行われた女子レスリングの決勝。
棄権などで50キロ級の試合のみとなり、いずれも全国大会3位の経験を持つ都城東の中島偲紗(しいさ)と宮崎農業の山下陽子(はるこ)が対戦しました。
お互い譲らない攻防を見せますが、後半、山下が背後を取ってポイントを追加すると、さらに腰投げなどでポイントを重ねます。
最後は、山下がフォール勝ちを収め、優勝を決めました。
(宮崎農業 山下陽子選手)
「最後は気合いで負けたらいけないなと思って頑張って戦いました。プレッシャーもあって安堵の涙が出ました。目標はインターハイでメダルをとること」
※MRTテレビ「Check!」5月27日(月)放送分から










