宮崎市は、ホテルや旅館の宿泊料金に上乗せして徴収する「宿泊税」の導入について検討する委員会の初会合を開きました。
宿泊税が導入されれば、県内では初めてとなります。
7日、開かれた宿泊税検討委員会には、宿泊や旅行の事業者や観光団体、それに有識者などから選ばれた5人の委員と宮崎市の職員が出席。
まず、市側から人口減少や高齢化で税収が減少傾向の中、新たな観光事業を始めるための財源として、宿泊税の導入を検討したいと説明がありました。
これに対し、委員からは「観光地の魅力を高めるために財源が必要」や「導入する際には宿泊施設側に納得できる説明が必要」といった意見が出されました。
委員会では8月に報告書を取りまとめ、市に提出する予定です。
宿泊税は、昨年度までに福岡市や長崎市など全国で9つの自治体が導入していて、宮崎市で導入されれば県内では初めてとなります。