去年4月から努力義務化された自転車のヘルメット着用を呼びかけるキャンペーンが宮崎市でありました。
このキャンペーンは、今月の「自転車マナーアップ強化月間」に合わせて実施されたものです。
宮崎市のデパート前交差点で行われたキャンペーンには、警察や県の職員などおよそ20人が参加し、自転車で通勤や通学をする人にチラシなどを配りながら、ヘルメットの着用を呼びかけました。
県警察本部によりますと、県内のヘルメット着用率は7.7%で全国平均を下回り、九州では最下位となっています。
(宮崎北警察署 外村卓郎交通課長)
「自転車が関連する交通事故の多くが、自転車のほうにも何らかの交通ルールの違反があります。自転車のヘルメットは、自転車利用者の命を守る大切なものなので、ぜひ着用していただきたいと考えている」
今年、県内では、先月末までに自転車が絡む交通事故が92件発生しています。