天候不良などの影響で全国的に野菜の価格が高騰しています。家計に直撃する中、いつまで高騰は続くのでしょうか。
(田尻怜也記者)
「宮崎市内のスーパーに来ています。こちらのキャベツ、1玉398円で販売されていますが、通常の1.5倍の価格となっています」
家計を直撃する野菜の価格高騰。
2月から3月にかけて気温が低かったことや天候不良などで野菜が品薄となっているのが原因で、宮崎市のこちらのスーパーでも野菜全般の価格が高騰しています。
このうち、通常1玉298円のキャベツは398円、通常250円前後のレタスは298円となっています。
(田尻怜也記者)
「この春キャベツ、1玉198円で販売されていますが、店側としては、本来ですと、258円で販売したいところなんだそうです。店側は赤字覚悟です」
野菜の価格高騰に買い物客は…
(買い物客)
「どうにかならないものかと思います」
「価格を見て選んでいる。少しでも安いところに。パックで入っている野菜とかを炒め物の時には買ったりしている」
価格の高騰はいつまで続くのか?見通しについてスーパーの担当者は・・・
(Aコープ神宮店・青果担当 太田雄二主任)
「今週から来週にかけて天気が回復すれば、(価格は)下がってくると思う」
スーパー側もキャベツ1玉だと売れないので、半分や4分の1にカットして販売するなど工夫をしています。
また、現在、価格が安定しているのは、モヤシとキノコ類くらいということです。