子どもたちに科学への関心を深めてもらおうと、南極の氷が28日、石川・津幡町の中学校に贈られました。

自衛隊石川地方協力本部から南極の氷を贈られたのは、津幡町の津幡南中学校の生徒およそ580人です。この氷は、海上自衛隊の砕氷艦「しらせ」が南極の昭和基地の近くで採取したもので、生徒たちは氷を手で触れたり、砕いた氷を水の中に入れたりして氷からはじける気泡の音を聴いていました。

1年生の男子生徒は「大きな船で60人くらいで氷を採るのがすごいなと思った」と話していました。自衛隊石川地方協力本部では今年度、県内5つの小・中学校に南極の氷を贈っています。