8日夜から9日未明にかけて石川県内では火事が相次ぎました。白山市では住宅1棟が半焼し、金沢市の繁華街・片町の商業ビルでは飲食店から火が出て、店の一部を焼きました。
8日午後7時15分ごろ、白山市千代野西2丁目の住宅から火が出て木造2階建ての住宅1棟を半焼しました。

この家に住む男性は妻と子どもの3人暮らしで、出火当時、家族で出かけていてけがはないということです。警察や消防が実況見分を行った結果、2階寝室にあった電気器具の配線周辺の燃え方が最も激しく火元とみて調べを進めています。
また、9日午前0時半過ぎには、金沢市片町2丁目の片町センタービル3階にある居酒屋の食品などを保管する倉庫およそ110平方メートルを焼く火事がありました。

消防によりますと火が出た当時、店の営業は終了していて、けが人はおらず、ビルに入る他の店への延焼もありませんでした。
警察と消防では焼けた倉庫が火元とみています。中には冷蔵庫や掃除機など電気機器があったということです。