自然災害が起きたときに住民の迅速な避難に活用してもらおうと、津幡町の住宅地で石川高専の学生が避難所を分かりやすく示した標識の設置作業を行いました。

石川高専の環境都市工学科の学生たちが考案した「まちなかハザード標識」は、避難所の場所とそこに至るまでの距離が記されているほか、QRコードで避難ルートを確認することができます。
26日は学生7人が津幡町の井上の荘地区全域を周り、およそ160カ所のポールに標識を貼り付けました。
石川高専環境都市工学科3年 宮本健之介さん
「小さな子どもとか外国の方とか色々な人が安全に避難できるように役に立ってもらえたら嬉しい」

ハザード標識は子どもや車いすの利用者でも見やすいよう、120センチの高さに設定されていて、10月に行われる地域の防災訓練で住民を交え活用法を確認します。