今週、NEWSDIGの担当が注目したニュースは「駅弁11種類で食中毒か全国で相次ぐ体調不良」です。

青森県の八戸保健所によりますと、駅弁を製造する「吉田屋」の弁当を食べた後に、下痢やおう吐などの体調不良を訴える人が相次ぎ、22日までに1都26県で300人以上が被害を訴えていることが分かりました。石川県によりますと22日の時点で県内で被害を訴えている人はいません。

石川県における今年度の食中毒発生件数(9/22まで)

石川県内では、流しそうめんで食中毒が起きたりと食に関するトラブルが多い気がしますが、県によりますと今年度、県内で発生した食中毒は21日までに9件発生しています。患者数も流しそうめんで多くの人が食中毒の被害に遭ったのもあり去年より多い127人です。

全国の食中毒発生件数(2022年)

また、厚生労働省と農林水産省が月別にまとめた去年の食中毒件数のグラフを見ると、8月は少なく、6月と10月に多いことが分かります。ただし、国も県も「食中毒は年間を通じて発生している」としています。