七つ橋渡りには準備段階からルールが…

七つ橋渡りには昔からルールがあります。
(1)下の病に効くということで、新しい下着を身に着ける
(2)全部の橋を渡り終わるまでしゃべってはいけない
(3)一筆書きで歩く、つまり同じ道を歩かないということ。

金沢独特の風習、”七つ橋渡り”について観光客は…

石橋アナウンサー
「真夜中の0時からスタートするという」
観光客
「恐怖ですね」
石橋アナウンサー
「しかも無言で」
観光客
「無理ですね。キャーキャーいうと思います。病気にならないので、あったらやります」

金沢の風習を伝えるために、話しながらではありますが、石橋アナウンサーも七つ橋渡りをやってみました。

実際に歩いてみた

石橋アナウンサー
「七つ橋渡りの“七”とは何を意味してるんですか」

金沢くらしの博物館 学芸員 東條さやかさん
「七とは仏教にとってとても大事だそうで、お釈迦様が亡くなった時に七日間かけて生まれ代わる七日間ごとに七粒ということで人もなくなったら四十九日がありますよね。仏教由来の数字です」

石橋アナウンサー
「最後の橋、昌永橋を渡ります。ここまで橋の近くの歴史だったり、文化だったりを学べることが楽しみでもありますかね。けっこう長いですね。」

意外と長距離でした

彼岸の中日の午前0時に行う七つ橋渡り。今年は9月23日の午前0時ということになります。それぞれの橋の特徴を感じながら金沢の魅力を再発見する機会にしてみてはいかがでしょうか。