身近な自然環境に理解を深めてもらおうと、石川県小松市で夏休みの小学生が川に生息する生物を採取し水質を調べました。

金沢河川国道事務所や県、小松市などでつくる手取川梯川水質汚濁対策連絡協議会による調査は、4年ぶりに梯川流域の中海大橋周辺で行われました。28日は中海小学校の6年生の児童20人が参加し、川に入って網を使うなどしてカワゲラやカゲロウなどの生物を採取しました。

梯川は去年8月の豪雨で氾濫など大きな被害が出ましたが、28日の調査では以前と変わらず様々な生物の生息が確認され、きれいな川と判定されました。参加した子どもたちは身近な場所に流れる川の自然を守る大切さを学んでいました。