今年4月に着用が努力義務となった自転車用ヘルメットの最新モデルを紹介するファッションショーが27日、金沢市の石川県産業展示館で開かれました。
オシャレを意識した最新ヘルメットを提案するイベント「チャリヘルコレクション」は、石川県主催で今年初めて開かれたもので、高校生や会社員、シニア世代など幅広い世代を想定し、普段使いしたくなるデザイン性豊かなヘルメットをモデルたちが次々に披露しました。

改正道路交通法の施行で今年4月から努力義務となったヘルメットの着用。
警察庁のデータによりますと、2018年~22年の間の統計では、ヘルメットを着用することで自転車事故の致死率が半分以下に下がっていますが、一方で今年5月に県警が実施した調査では、中学生を除くと着用率はわずか3・9%に留まっています。
会場では、モデルたちが紹介したヘルメットをイベント終了後に実際に手に取ることのできるブースが用意されていて、訪れた人は実際にヘルメットを手にしてその着け心地を確かめていました。