今月10日から20日の11日間に石川県内の空港を発着する国内線の利用者が前の年から大幅に増加したことが分かりました。
航空各社によりますと、今月10日から20日の11日間に小松空港を発着した羽田便の利用者数は、日本航空が前の年を4100人余り上回る1万9708人(126.7%)、全日空が前の年を1800人余り上回る1万3389人(115.8%)で、いずれも前の年を上回りました。
このほか、日本航空の那覇便は前の年を800人余り上回る2939人(138.4%)、全日空の札幌便は前の年を100人余り上回る4024人(103.0%)、福岡便は前の年を300人余り上回る5365人(106.3%)となり、搭乗率は羽田便が日本航空82.5%(+8.2pt)全日空83.8%(+11.3pt)、札幌便が94.3%(+2.8pt)、福岡便が88.3%(+5.2pt)、那覇便は81.0%(+22.5pt)となりました。
一方、能登空港発着の羽田便は前の年をおよそ1200人上回る5371人(128.3%)で、搭乗率は前の年より10.4ポイント高い68.6%でした。
2019年との比較では、小松~羽田便は日本航空が96.8%、全日空が79.7%、小松~札幌便が102.0%、小松~福岡便が94.5%、小松~那覇便が92.2%、能登~羽田便は99.3%となり、利用者数はコロナ禍前とほぼ同じ水準に回復しています。
また10月29日から来年3月30日までの冬ダイヤが発表され、日本航空の小松~羽田便(1日6往復)、小松~那覇便(1日1往復)、全日空の小松~羽田便(1日4往復)、小松~札幌便(1日1往復)、小松~福岡便(1日4往復)、能登~羽田便(1日2往復)といずれも現在と同じ便数が維持されます。