気温と共にこのところ上昇を続けているのがガソリン価格です。県内の1リットル当たりの価格の推移を示したグラフです。6月上旬に169円だった価格がどんどん高騰し、9日に発表された価格はなんと183円となりました。ガソリン価格の高騰はいつまで続くのでしょうか。

大薮美和記者
「上昇を続けるガソリン価格。9日発表された1リットル当たりの価格は15年ぶりに180円台に突入しました。お盆の帰省シーズン前に家計にとっては大きな痛手となります」

石油情報センターによりますとおととい時点での県内レギュラーガソリンの平均小売価格は、1リットルあたり183円10銭で、先週から3円70銭上昇しました。180円を超えるのは2008年8月以来15年ぶりとなります。留まるところを知らない燃料価格の高騰に利用者からも諦め交じりの声が聞かれました。

利用者は
「高い。なるべく無駄に乗らないようにしている。」
「暑いし歩くもの大変なので子どもいるので車を使っている」

こちらのお店では様々な会員割引サービスを設けていて、ガソリン価格が値上がりを始めた今年6月以降、利用者が急増していると話します。

北星ファイブ入江店 加藤浩之店長
「9月末まで補助金が終わるのと反比例して上がり続けるというのは、事前に話を聞いている。ただ、いくら上がるのかというのはちょっと予想以上の上がり幅かなと思う」

原油価格の上昇に加え、政府による元売り各社への補助金の削減が価格上昇の大きな要因で、石油情報センターによりますとガソリンの値上がりはしばらく続くということです。