夏休みの話題です。
8月9日の「箔(ハク)」の日に合わせ、石川県金沢市内の金箔工場では親子向けの見学会が開かれました。

親子12組が参加(箔一 工場 石川県金沢市打木町)

この見学会は地元の子どもたちに石川の伝統工芸へ触れてもらおうと金箔の製造・販売を手掛ける「箔一」が開いたもので、伝統工芸士らが金箔の製造工程を実演しながら進められました。

機械で打ち込みます

子どもたちは1,300度で金に微量の銀と銅を溶かして合わせる「金合わせ」や、合金を機械で帯状に伸ばす「延金(のべがね)」などを間近で見学しました。

金合わせの工程

また「箔移し」の工程では特別に1キロの金塊を持ったりと、楽しみながら金箔への理解を深めていました。

とても繊細な箔移しの工程