海や山の幸への感謝と調理場の1年の無事を祈る「魚鳥供養」が26日、石川県七尾市で執り行われ、宿泊客の安全を祈願しました。

七尾市和倉町の信行寺で開かれた魚鳥供養は、和倉調理師会が毎年、この時期に行っています。海や山の恵みに感謝し、訪れる宿泊客の無事を願う供養は100年以上前から続いていて、26日は調理師など15人が参列しました。
和倉調理師会 宇小藤雄会長
「自然の恵みの命を頂いて我々は仕事をしている訳でございます。それに感謝の気持ちと供養するという事で、1年に一度ですけども、こういう風にさせて頂いております」
僧侶による読経が本堂に響く中、参列者は焼香を行い食材への感謝の祈りを捧げていました。